ケイニスマイナ

オタク特有の長文を書きたい時用ブログ。

モバマスと俺との最後のおおよそ30分間

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これを書いている現在、2023/3/30 14:32。

 

モバゲー版アイドルマスターシンデレラガールズのサービス終了まで、あと28分。

 

 

13時前に一旦Twitterでお別れの文章を投稿したんですが、そのあと会議してても上の空でデスクに戻っても全然仕事が手につかなくてやばいので、こそっとオフィスを離れて仕事をサボってこれを書いています。

心拍数がめちゃくちゃ上がってて手の震えがやばい。

 

なので、これからサービス終了のその瞬間までただひたすら頭に浮かんだことを書き殴っていって、サービス終了の瞬間のオタクのドキュメンタリーを作ることにしました。

遡って記事を書き直したりはせずに15時になったらその状態で投稿します。

 

だからめちゃくちゃ読みづらくなるだろうしもしかしたらあと5行くらいで終わるかもしれんけど………ごめんなさい。先に謝っときます。

 

とか前置き書いてる間に35分になっちゃったが!?!?!?!?

 

 

こっから本編ってことにする!!!!!!

 

 

 

 

 

一応ブログのていを成しているので読み応えとか考えると最初は思い出話をすべき。

 

デレのことを知ったのはアニメから。そこで卯月ちゃんに出会ってまんまとデレステを始めて、そこで北条加蓮というアイドルと運命の出会いをしました。

 

あ、このブログを誰が読むのか分からないので今更自己紹介しておくと、俺は北条加蓮佐久間まゆ神谷奈緒のプロデューサーをしています。へるむと申します。

 

 

そんなこんなで北条加蓮と出会って、そのあと1年後?か2年後かわからないけど、知人に勧められてふんわり触り始めたのがモバマス

「総選挙で有利になるし」とか言われたような覚えがありますが、最初のうちはもうボタン多すぎて何が何だか分からなくて、全然触りませんでした。

 

電話番号の認証してなくてかなり長いことガシャすら引けなかったはずです。

 

で、北条加蓮の水着ガシャが始まったくらいのタイミングであまりに可愛すぎてうっかり電話番号登録をした、みたいな流れでぐちゃぐちゃに狂ってガッチャガチャに課金をしまくって今に至ります。

 

 

うおおおおおお40分になった あと20分しかない!!!!!

 

 

そんなこんなで始めたモバマス、最初のうちは課金してなかったからめちゃくちゃ貴重なスタドリを集めて、トゥルーフレーズ北条加蓮を手に入れるのを目標にしてました。

高かったんだ、あれが。めちゃくちゃ高かった。

スタドリ1200本とかだった。やばすぎ。

 

 

それがもう今では担当の全カードを埋めて、S3アイドルマスターだってんだから、世の中何が起こるかわかりません。この先の俺が何をしでかすかわかりません。

 

 

モバマスを初めて得た最大のものって、「人脈」かもしれない。

同じアイドルが好きってだけで集まった人たちが、アイドルのこと「好き」って言ってる。口々に。それがもうめちゃくちゃ楽しくて。

 

 

気付いたらそんなプロデューサーさんたちが集まるDiscordサーバーの管理人になってたりもして。

 

 

あと15分しかないが????????

 

 

 

そんなわけで結構表に出て企画を動かしたりする機会も増えたので、DiscordでもTwitterでも一応大人っぽく振る舞ってるつもりなんですよ。これでも。

 

それにモバマスとの別れが来るなんてずっと昔から言われ続けてて、それがついにやってきた、それだけで。

覚悟はできてたしやり残したことはもうないし、もう全部のコミュを動画とスクショで残してバックアップまで取ってあって、本当に別れの準備は万端で。

 

大人っぽく、落ち着いて、優雅にお別れしたかったんですけどね。

 

気付いたら、こうして震える手で何かを書き殴っています。

 

 

 

 

 

もうこの先5歳児の文章でもええか?????

 

 

 

 

 

 

 

 

お別れしたくない!!!!!

 

 

お別れしたくないの!!!!!!!!

 

 

 

モバマスとの別れじゃなくて、北条加蓮とお別れしたくない!!!!!!

 

 

いやプロデューサー辞めるつもり一切ないし、デレステでもこの先いつでも会えるし、過去のコミュは録画してあるからいつでも見返せる。

 

もしかしたらSideMみたいに、公式がアーカイブの救済措置をくれるかもしれないし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうじゃねえんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

スクショの中の彼女は俺のこと「プロデューサーさん」って呼ぶの!!!!!!!!

有志のアーカイブでもたぶん「○○さん」とかになっちゃうの!!!!!!!!!!

 

 

 

 

そうじゃねえんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺のこと、「へるむさん」って名前で呼んでくれるのは!!!!!!!!!!!!

 

 

俺が育てたアイドル・北条加蓮は、あの中にしか、モバマスの中にしかいないんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

この先アーカイブで、録画で、Wikiで、そこで見られる「北条加蓮の資料」じゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 北条加蓮、自身とお別れしたくないんだ俺は!!!!!!!!!

 

 

もう涙出てきてやばいあと7分

 

加蓮ちゃんがいつも言ってるじゃん、「爪痕を残したい」とか言うじゃんあの子。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違うの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

そこにいた証じゃなくて!!!!!!!

 

 

 

 

 

そこにいるあなたが、痕を残そうとするその綺麗なネイルの爪が見たいの!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

それがプロデューサーってもんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

俺のことを誰よりも大切に想ってくれてる佐久間まゆも!!!!!!!!!!!

 

俺に虹色の橋を越えた先の景色を指差して見せてくれる神谷奈緒も!!!!!!!!!!

 

 

 

もうあと5分でいなくなっちゃうんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

もうだめだ、気持ちの整理なんかつきっこない

 

最初はモバマスのことゲームだと思ってなくて、「ただの資料集」のつもりだったのに。

資料集めるために謎に課金とかイベランが必要なだけの不便な図書館だと思ってたのに!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あそこにいるアイドルたちはみんな、俺にとってかけがえのない担当アイドルになっちゃったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!

 

いつのまにか!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女たちの最後のお別れのメッセージは「ラスト・シンデレラストーリー」として見せてもらえて、彼女たちと俺との間に一旦の終わりが来たのは理解してる。

 

 

 

 

 

 

理解したのと、それとこれとは違うんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと2分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の1分間は、北条加蓮の笑顔を見ながらお別れしたいので、この記事はここで終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日からまた、新しい場所で、新しいプロデュースを始めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日だけは許せ。

 

 

以上。

SideMのゲームを始めた

 

みんな〜〜〜〜〜!!!!!

 

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SSR水嶋咲は引けたかな〜〜〜〜〜〜!?!?!?

 

 

 

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俺は天井しました。

 

 

 

 

 

 

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終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この記事はこちらの過去記事『SideMのゲームを始められない』の続きです)

 

はじめに

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サイスタ、リリースされましたね。

 

過去の記事で「水嶋咲ちゃん可愛いけどゲームはまだちょっと待って心の準備ができてない」みたいなことを書いたんですが、このたび新しいゲームアプリがリリースされるということで、お酒に酔った勢いでうっかり事前登録をしてしまいました。

 

…まあいずれ始めるつもりだったし、ちょうどいい機会かもな〜!

 

ライブもあるし、リリースされるまでにちゃんと気持ちを整理しとかなきゃな〜!!

 

リリースいつだろうな〜!!!

 

 

 

あさって〜〜〜〜!!!!?!?!?!?

 

 

 

俺は放っておくと何年も履修を先延ばしにする悪癖があるオタクです。今も部屋の本棚からミリオンライブ!の漫画がこっちを見てます。積みすぎて本棚が壊れました。本当に壊れた。倒壊の危険があります。

 

そんな人間なので、これくらい強引に引きずり込まれるくらいでちょうど良かったのかもしれませんね。

 

 

で、なんやかんや半年くらい経って、今に至ります。

 

半年の間にSideMのライブに現地初参戦したりそのためにネイルを始めたりムーンナイトのせいにしたりしました。

 

 

 

さて、肝心のゲームなのですが、マイペースに楽しませていただいております。ムンナイのせいで爆走させられたり、ログインすらしなかったり、本当にテキトーにやってます。

 

まあ俺はサイスタやらデレステミリシタやらのアイマスコンテンツのゲームを音ゲーがしたくてやっているわけではないし、ぶっちゃけ音ゲー部分の出来はどうでもいいんですが。

 

…って言うと音ゲーマーのみなさんから怒られそうなので補足しておくと、これらのゲームのユーザーには大きく分けて

 

音ゲーとしてプレイしている音ゲーマー層

・アイドルの物語を楽しむノベルゲーマー層

ゲームを現実だと誤認している異常者プロデューサーになりきるロールプレイを楽しむ層

 

などがおり、もちろんそれらを兼ねている人もいます。

そして俺は担当アイドルのためにケーキを作ったり小説書いたりマラカス振ったりイモ育てたりしているので、どう考えても1番最後のカテゴリに属します。

別にどのカテゴリが1番えらいとかじゃないです。なんならどれにも当てはまらない人もいます。強いて言うなら全部やってる人はこわいので初心者の方は近寄らない方がいいです。

 

 

話が逸れましたが、まあサイスタも流石にサービス歴の長い他事務所のゲームと比べて音ゲーとしての完成度はいま一歩かなとは思いつつ、十分に楽しんでいます。

 

特に「LINK」。

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見た目こそLINEのパチモンですが、アイドルからメッセージが来たり電話が来たりするやつです。ミリシタにもメール機能はありますが、ストーリーの最中に割り込んでくるのはすげえなって思います。

 

 

ちなみにこいつで電話を聴きつつスマホを耳に当てると本当にアイドルから電話かかってきたみたいになってやばいそうです。

まだ試していません。

 

 

 

だって無理じゃん水嶋咲から電話かかってくるとか無理じゃんよ〜〜〜!!!!

こちとら職場のおっさんから電話かかってくるだけでスマホに牙剥いて威嚇してんのによォ〜〜〜〜!!!!

 

 

 

 

水嶋咲がみ、みみっ耳元でっ

 

 

 

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無理じゃんよ〜〜〜!!!!

 

 

 

 

 

 

……とまあそんなふうにこのゲームを楽しんでいます。

 

さて、もちろんサイスタにも「メインストーリー」というものがあります。第一話からは特に咲ちゃんの気配がしなかったので軽い気持ちで読んでみたのですが、そこで、あるアイドルとの出会いをすることになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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出会い

 

彼への感情の大きさを表現するために「LongLongももひと」を貼りました。読みづらいのでもう二度とやりません。

 

 

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花園百々人。はなぞのひゃくひゃくにんじゃないです。”ももひと”って読みます。

 

 

 

 

水嶋咲ちゃんに惹かれてホイホイ始めたゲームなのに、気付いたら彼に心を持っていかれています。

 

いや、別に好きとかじゃないんですよ。保護者ヅラしたいわけでもない。

 

 

 

 

 

 

じゃあなに?

 

わかりません。

 

 

 

 

 

 

 

眉見はわかる?

 

 

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わかんないかぁ。

 

 

わかんないので自分の気持ちを整理するためにこのブログを書きます。

ようやく本題です。

 

 

基本情報

 

この記事を読んでる方はほとんどが多少なりともサイスタに触れてる方だとは思いますが、一応花園百々人の基本情報を乗せておきます。メインストーリーの最初の方のネタバレになるのでまだ読んでない方は先にゲームで読んでください。

サイスタをやってない方は……サイスタをやってください。

 

 

 

※以降、ゲーム内のプロデューサーのことを「」と呼びます。俺のブログなので。

 

 

 

 

 

なんやかんやあって315プロダクションのプロデューサーになった俺。今日からお仕事頑張るぞ〜!!…って時に、

 

 

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幻覚を見ます。

 

 

 

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(オタク特有のやつではなく本当に幻覚です)

 

 

 

 

 

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ぜ〜んぜん知らん若い子が、俺のことをプロデューサーと呼ぶ幻覚。勤務初日から休暇を取るべきだと思います。

 

 

気を取り直して事務所に行くと、アシスタントのあんちゃんから仕事せえと怒られます。315プロダクションには既に46人のアイドルがおり、全員俺の担当だそうです。荷が重い

 

 

そんなブラック極まりない職場で働く俺の前に、なんだか見覚えのある少年が現れます。彼の姿に可能性を見た俺は、彼をスカウト。

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えっ、もう46人もいてるのに????

 

 

 

 

 

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紆余曲折を経てその少年、天峰秀くんのスカウトに成功した俺。彼は天才で、高1にして生徒会長を務める男です。

 

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そんな彼から、彼のほかにも近所には2人の生徒会長がいることを聞きます。「3人の有名生徒会長」(?)をアイドルにすべく、天峰くんにも協力してもらいながら残り2人の居場所を探り当てます。

 

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そこで出会ったのが、眉見鋭心。そして…

 

 

 

 

 

 

 

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花園百々人。

 

 

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初対面にも関わらず道端でいきなりスカウトを始める俺。

当然難色を示す眉見くんに対し、

 

 

 

 

 

 

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二つ返事でOKする花園百々人。

 

 

 

最終的には眉見くんもスカウトを受けることになり、無事に新ユニット「C.FIRST」(クラスファースト)を結成することになります。

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さて、そんな経緯でアイドルとなった百々人ですが、こちらが不安になるほどめちゃくちゃに距離感が近く、一方的に絶大な信頼を寄せてきます。俺が言うことなすこと、なんでも信じてくれます。

 

 

 

 

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これは幻覚じゃないです。

 

 

 

 

 

 

 

そんな彼の重たい感情の理由とは…………実は、彼には誰にも伝えていない秘密があります。

 

それは、彼の家庭のことです。

 

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彼の家庭は非常に(行き過ぎなほど)厳しく、なにをしても褒めてもらえない環境で育ちました。

 

 

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学校ではいろんな分野の賞を総なめにし、周囲の生徒や先生からの評価も高く、生徒会長でもある百々人。ですが……。

 

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しかしながら、そんな賞では本当に褒めて欲しい親からは何も言ってもらえない。それが彼のコンプレックスとなり、「褒めてもらえない自分にはなんの才能もない、誰にも必要とされていない」と自分を卑下してしまうようになりました。

 

 

 

 

そこに現れたのが、

 

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俺の言葉に、「自分を認めて、必要としてくれている」と感じた百々人は、二つ返事でアイドルの舞台へ足を踏み出したのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、皆さんはこのエピソードを見てどう思われたでしょう。

 

共感できたでしょうか。百々人の両親に憤り、彼をアイドルにしたいと思われましたか。

 

 

 

 

俺はめちゃくちゃモヤモヤしてます。

 

 

 

 

なぜなら、このエピソードは「足りない」から。

 

 

 

先ほど述べた彼の「秘密」。それはエピソード中、彼の回想として描かれます。

つまり、他のアイドルはおろか、ゲーム中の「俺」さえも、それをまだ知らないんです。

プレイヤーである(スマホを握ってる方の)俺は彼の回想を覗き見ることで彼のバックボーンを知り得ていますが、ゲーム中の俺ときたら、

 

 

 

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道端で出会って、

 

 

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初対面であれこれ適当ぶっこいてスカウトして、

 

 

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即OK〜〜〜!!!

チョロい素直ないい子!!!!

 

くらいにしか思っていません。

 

 

 

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ですがその何気ないスカウトの一言は、百々人にとってはめちゃくちゃに重たく価値のある言葉となってしまっている。

 

そして今のところ公開されているメインストーリーは、その齟齬が埋まらないまま終わっています。「足りない」んです。

 

 

この先もしかすると、この齟齬、つまり百々人と俺との認識の違いが絡んでくるような展開になるのかもしれません。

それを待たずして、認識がズレたままの今の状態で、彼の今後をどうこう語るにはまだまだ時期尚早に感じました。

 

 

 

 

 

さて、ここまで「足りない」という話をしてきました。

 

が、足りないのは当たり前です。

 

 

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だってリリースされたばっかりなんだもん。

サイスタもC.FIRSTも百々人もまだまだ始まったばかり。なので足りないことを全く問題にしないし、これからどんな展開を見せてくれるのか楽しみにしています。

 

 

ただ、そんな「足りない」を織り込んでもなお、俺が百々人にハイパー巨大LongLong感情を抱いている理由。

 

 

 

 

 

 

この先はマジで俺の自分語りしか書いてません。だって俺のブログだもの。

オタクの重めの過去に興味ない方はお引き取りください。

 

 

 

 

 

 

昔話

 

 

 

 

 

 

俺には両親がいません。

 

 

 

…いやなんかこう書くとメチャクチャ重い感じになっちゃうな。別に死に別れとかじゃないです2人とも元気です多分。

 

 

 

インターネットなので具体的な話はぼかしますが、ちょっとだけ昔の話をします。ノンフィクションだ。

 

 

〜登場人物〜

 

・俺…………天才。天才であること以外だいたい全部だめ。

・チッチ……父親。クソ野郎。

・ハッハ……母親。比較的まとも。

・ジッジ……父方の祖父。故人。

・バッバ……父方の祖母。元気。

 

 

 

 

 

 

俺のチッチは育児に興味がない人間でした。

というか仕事で別居してたので数えるほどしか会った記憶がありません。

 

そしてチッチはまあまあなクソ野郎です。生活能力がなく、育児放棄どころか養育費すら払わない。そのくせ頭だけはメチャクチャ良いらしいのでなんやかんやうまいことやって良い感じの仕事をしてるみたいです。

 

チッチ情報がふわふわしていますが、なんせ俺が覚えているほとんど唯一のチッチの記憶は、200kg近い体重のチッチにのしかかられて死にかけたことくらいです。多分本人はじゃれてるつもりです。

 

 

……クソ野郎では〜〜〜〜?????wwwwww

 

 

それはそう。

 

 

 

チッチがこんななので、ハッハは女手ひとつで育ててくれました。……が、チッチがこんななので、俺が知らない間に離婚して、俺が知らない間に家を出て行ってしまいました。俺が小3くらいの頃?です。

 

 

 

 

離婚しても相変わらずチッチは仕事ばっかりで俺の面倒を見ようとしないので、晴れて孤独の身になった俺はジッジとバッバの家に預けられました。

 

20歳まで携帯すら持たせてくれないメチャクチャ厳しいジッジバッバに育てられ、なるべく早く独り立ちしたかったので大学に行かずに家を出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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昔話おわり。

 

 

 

 

 

 

別に皆さんの同情を得たくてこんな話をしたわけではないです。

 

もうとっくに親離れの年齢だし。それに、たしかになんやかんや大変なことはありつつも、最終的に今の俺は性癖歪み系ガシャガシャ大好き脳内お花畑ハッピーParty Peopleなので、全く問題ありません。

 

 

じゃあなぜこんな話をしたのか。

 

 

皆さんに伝えたいことが2つあります。

 

 

1つめは、こんなマンガみたいな設定の家庭のやつが、この世の中には本当にいるってことです。なんなら、うちはジッジバッバの家が金銭的には困ってなかったのでまだマシな方だと思ってます。

 

 

そして2つめは、俺がまあまあしっかりガッツリ花園百々人に感情移入しちゃっている、ということです。

 

 

別に俺が誰より百々人のこと分かってるから〜みたいな謎のマウントを取りたいわけではないです。むしろ、俺と彼の親に対する意識はそんなに似てません。

 

 

 

俺にとって、両親という存在はかなりどうでもいいものです。

そもそも俺にとっては両親は「たまたま半分くらい同じ血が流れてるだけの赤の他人」です。だって家にいないんだもん。誕生日も年齢も血液型も好きなものも知りません。Twitterでフォローしてる顔も知らないオタクのことの方がよっぽどいろいろ知ってます。

 

だからぶっちゃけ、親がいないからって悲しくないんですよ。

というより、悲しくなりようがない。

いないことが当たり前なので。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、それでも。そんな俺でも。

 

 

 

 

授業参観で周りの子との違いを感じなかったわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

自由研究で賞取ったのを褒めてくれる人がいないことに、一度も寂しさを感じなかったわけじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃらんぽらんな俺でさえそうだってんなら、百々人が親に抱く渇望はその比じゃないのではないでしょうか。

家にいるのに自分を見てくれない、なんて。いっそ親がいない方が楽かもしれません。

 

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百々人はまだ高校生で、親に認めてほしいと願う、燻ったままの才能です。

俺は、そんな彼の親にはなれません。残念ながら、肉親ってのはたとえそれがどんなにヤベーヤツだったとしてもこの世に2人しかいないんですよ。

 

 

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ですが、親の代わりに彼の才能を認めてあげることはできる。

彼の魅力を引き出して、いつか百々人が自分のことを親に認めさせられるようになるまで、彼を支えてあげることはできる。

 

 

 

 

 

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なにより俺は、この言葉に、責任を持たなきゃいけない。

 

 

 

 

多分これが、俺が百々人に抱いている感情の正体であり、百々人のことを気になった動機です。

 

 

……いえ、この場合は動機、よりもぴったりな言葉がありますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、それがきっと、「理由」ってやつなんだと思います。

 

 

 

 

おわりに

 

 

 

……とかかっこよく言ったんですけど、まとめてしまうと「色々あって家族愛的なテーマで泣かせにくるのめちゃくちゃぶっ刺さるんで勘弁してください」ってことです。

 

 

ところで俺はサイスタの情報しか知らないんですが、噂によるとどうやらCafé Paradeとかいうユニットのメンバー、どいつもこいつも家庭環境にいろいろ事情があるらしいんですよね。

 

 

 

 

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なんならサイスタでももう若干漏れ出てきてますね。

 

 

 

 

 

 

 

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近寄らんとこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……ところでそれは置いといて、もう一つだけ問題がありまして。

 

以前のブログでも書いたんですが、俺は男性恐怖症っぽい気質があり、男性に言い寄られるともう反射的に拒否反応を示してしまいます。

 

 

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具体的に言うなら、百々人に「ぴぃちゃん」って言われると、

 

 

 

 

 

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ゾワ……ってしちゃうんですよね。

見てるだけなら良いんですけどね。

 

 

 

 

 

……じゃあプロデューサー業なんて無理じゃねえか!!!!

 

 

 

 

 

 

ですが、俺が百々人のためになりたい気持ちもまた本心なんです。

なんとかこう、うまいコミュニケーションの方法はないものか。

 

 

思索の末、一計を案じました。

 

 

 

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早速やってみましょう。こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはよう百々人、いや、もぉちゃん!!!

 

もぉちゃん今日も元気だねえ幸せだねえ嬉しいねえ!!!

 

もぉちゃん今朝は何食べたの????昨日は??????お風呂何時に入った!?!?!?シャンプーなに使ってる?????寝るときはパジャマ派?スウェット派??????ムダ毛とかちゃんと処理してる???????いくつ?????どこ住み??????ってかラインやってる????!?!?!??

もぉちゃん!!!!もぉちゃん!!!!!!!!!

 

もぉちゃんパンツ何色!?!?!?!?!?!??!?!?!???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(終わり)

まだ推しの新曲を聴けてないけどミリしらで感想を書いた

 

本日、2021/9/29はアイドルマスターミリオンライブ!のソロ曲シリーズCD『THE IDOLM@STER MILLION LIVE! M@STER SPARKLE2 01』の発売日です。

 

このCDにはうちの担当アイドル・ジュリアの4曲目のソロ曲『アロー彗星』が収録されています。

 

 

 

みんな〜〜〜〜!みんなはもう聴いてくれたかな〜〜〜〜〜!?!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はまだです。

 

 

 

 

 

 

 

 

解散。

 

 

 

 

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はじめに(幻覚じゃない)

 

CDの発売が決まって以降、俺は意図的に新曲の情報を遮断してきました。公式から試聴動画が来ても、それを推し声優さんが宣伝してきても、一切聴きませんでした。

 

 

理由は簡単、最初の1回目はCDで聴きたいから。

 

 

別に音質にこだわるオーディオオタクではないんですが、包装のビニールを破いて、歌詞カードのインクの匂いを嗅ぎながら、震える手で円盤をデッキにセットして再生ボタンを押して、目を閉じてヘッドホンに押さえつけられた窮屈な耳の温もりに意識を集中させるあの体験が好きなんです。変態なんです。

 

 

同じ理由で配信もあんまり買いません。めんどくさいオタクなんです。

 

 

 

そんなわけで未だに一度も聴いていませんし、歌詞すら知りません。

 

…なんですけどなんかもうそわそわしちゃってぜんっぜん仕事にならないので、ワンフレーズも聴かないまま感想を書きました。今脳内に流れている幻聴の感想を書いた上で考察まで書きました。

 

 

 

 

 

 

つまりこの記事はこの先全て純度100%オタクの幻覚です。

 

考察記事なので当然歌詞の引用などがありますが全て俺が脳内で書いたものです。

 

どんなに自信満々なことが書いてあったとしても全部嘘だしなんにも有意義な中身はありません。

 

 

 

 

 

 

 

解散。

 

 

 

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記事を書くにあたり、今得ている事前情報を列挙しておきます。TLで流れてきた皆さんの感想が目に入った程度でしかありません。既に嘘を吹き込まれている可能性があります

 

 

・タイトルは『アロー彗星』

・作詞作曲nano.RIPE

・配信もスタートしていて単曲で買える(買って)

・歌詞の中に「ハロー アロー」というフレーズがあるらしい

・学園祭のガールズバンドっぽい雰囲気らしい

・まさかのラブソングらしい

どうせ名曲

 

 

あとはマジでな〜〜〜んも知らん。

公式のラジオとかもいつ突然流れ始めるか分からないのでここ2ヶ月くらいはな〜〜〜んも聴いとらん。

 

実際にはそんな有様ですが、この先の本文ではもう何回も聴いて一通り考察まで済ませたていで、本気で今脳内に流れている幻聴のレビューをします。公式のジュリア像と俺の思い描く幻覚がどれだけ離れているのか、腕試しみたいな気持ちもないではないです。いわばこれは俺のプロデュース力のベンチマークテストです。

 

めちゃくちゃ的外れなこと言い始めるかもしれませんが、解釈違いとかは存在しません。

 

なぜなら考察材料が存在しないからです。

 

 

この記事に限り、考察内容に関する一切の苦情を受け付けません。ご了承ください。

 

 

 

それでは早速始めましょう。

 

 

 

 

 

本文(幻覚)

 

『アロー彗星』、ついに発売されましたね。

 

早速聴いてみたんですが、事前に皆さんが騒いでらっしゃった通りまさかのラブソングでしたね。

それも青春ラブソングって感じの爽やかな曲調。カルピスとか三ツ矢サイダーのCMタイアップで使われてそうな感じです。

 

歌詞もポップ全開で、ファーストインプレッションでは総じて「夏休みの部活練習終わりに寄り道して買い食いとかしてたら遅くなっちゃって、星空の下2人で帰る時の静けさと反比例した爆発しそうな胸の高鳴り、どきどきに揺れる脳内から口をついて溢れ出しそうな気持ち」みたいな印象を受けました。

 

 

それをさーーーー!!!

 

 

ジュリアがさーーーーー!!!!

 

 

俺に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

まさかジュリアがこの方向性の楽曲をもらえるとは思っていなかったのでPとしては面食らいつつ、1ファンとして卒倒しました。対戦ありがとうございました。

 

 

あと歌い出しの「ハロー、アロー」で思わず悲鳴を上げました。なにあれずるい。

もしライブで披露される時には、ぜひライトを暗転させて、会場が真っ暗になったところで歌い出してほしい。同時に全開でライト照らしてジュリアのシルエットを見せてほしいなと思います。

 

 

せっかく学園祭みたいな青春全開のノリノリ楽曲なのでタオル振り回して声出したいです。

 

あとサビでこっちを指差しながらウインクとかしてほしいです。

 

「俺の方見た!今ジュリア絶対俺の方見た!!!!!恋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

って言いながら泡吹いて気絶したい。

 

 

 

詳しくは後述しますが、これまでのジュリアの曲はジュリア自身の心情を歌い上げるようなメッセージ性の強い曲が揃っていました。

それに対して今回の「アロー彗星」はパッと聴く限りではなんというか大衆向けというか、上でも書いた通りCMタイアップで使われて街頭でも流れていそうなポピュラーソングに仕上がっている印象を受けました。

Pからの視点でいつも見ている、隣を歩く少女の姿ではなく、芸能人として実際にファンの恋愛を応援する「アイドルとしてのジュリアの姿」を見せてもらえたような、よりジュリアのリアルが分かったような気持ちです。

 

 

っていうか担当アイドルの曲街頭で聴きたすぎない????

 

 

「○○特集!」とかじゃなくてなんかもう当たり前にお茶の間で流れて欲しくない??????

 

 

 

 

 

 

…さて、ではこの曲が全くジュリアのアイドル性とは切り離されたありきたりなラブソングかといえば、決してそうではありません。

 

何周か聴いているうちに気になったのが、タイトルにもなっていてサビの歌詞にも登場する「彗星」というフレーズ。

 

このワードを考察する上で、まずはジュリアのこれまでを振り返ってみましょう。

 

 

 

 

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ジュリアのソロ曲はこれまでに3曲が発表されています。

 

流星群』『プラリネ』『スタートリップ』。そしてそれらに次ぐ4曲目となるのが、今日発売された『アロー彗星』です。

 

 

共通点としてまず思いつくのは、いずれも歌詞やタイトルに「」の要素が含まれていること。

しかしながらその「星」というテーマの捉え方やアプローチの方向性は異なっており、ジュリアというアイドルの世界観を大いに広げる助けとなっています。

 

 

 

『流星群』は1曲目にふさわしいキャッチーな曲調。願いを叶えてくれる流れ星をテーマに、アイドルとして活動を始めたジュリアの一歩目を歌った曲です。

アイドルとしてやっていけるかわからないという不安。そんな暗い夜道を照らしてくれる星を見て、自分もアイドルとして誰かを照らせる星になれるようにと願いを込めた歌。

ジュリアが目指す、星のように輝く未来の「目的地」を歌い上げた1曲です。

 

 

 

一方、続く『プラリネ』は、そんな彼女の居場所、「現在地」を歌った曲です。

今をゼロとして どちらがプラスになるのでしょう」という歌詞からも分かる通り、道の途上で分かれ道に行き当たった時のような、アイドルとしての行先を彷徨う気持ち。この曲で歌われる「星」は、そんな迷子の心を導く道しるべです。

 

羅針盤がなかった時代、星を頼りに自分の現在位置を確認しながら航海の進路を決めたように、ジュリアが星のように輝く場所を目指すための明るくて泣ける歌。

 

 

 

そして3曲目の『スタートリップ』はそんなジュリアの原点、「出発点」を振り返るような曲になりました。

ポップな1曲目、ロックのテイストが強かった2曲目とは一転して穏やかで語りかけるような雰囲気の3曲目は、夢を追いかけて福岡から都会に飛び出してきたジュリアの”望郷”そのものです。

都会で見る夜空も、遠く故郷の星空に繋がっている。そんな想いにあふれた1曲でした。

 

 

 

 

出発点」があり、「現在地」を経て、「目的地」へ繋がる3曲。

 

 

 

 

では、『アロー彗星』とは。

 

 

俺はきっと、この曲のタイトルにこそ意味が込められていると考えます。

 

なぜなら、この曲の作曲はnano.RIPE、作詞はきみコさんだから。

 

 

過去の3曲も、作詞は全てきみコさんの手によるもの。特に『プラリネ』に関しては、タイトルに幾重にも重なった複数の意味が込められていることを過去にきみコさんご本人がブログで明言していらっしゃいます。…明言してらしたそうです。

 

(残念ながら当該記事はもう残っていませんし、俺もその記事を自分で読んだわけではなく先達Pさんからの又聞きレベルですのでソースの正しさに自信を持てません。ご了承ください。)

 

本当のところはきみコさんのみぞ知るところではありますが個人的な解釈をご紹介しておきますと、『プラリネ』というタイトルはアナグラムではないかと考えています。

 

 

 

『プラリネ』は英語で”Praline”。

 

このアルファベットを並べ替えると、

 

 

 

“P learn i “

 

 

 

多少強引ですがそれらしく読み下すならば、 ”P learned me.”  (Pが教えてくれた)、歌詞に登場する「あなたが教えてくれた」の一文と解釈できます。

 

 

 

 

 

あるいは “i lean Pr”  .......  ”I lean on producer.”

 

 

私はプロデューサーを頼りにしている」というジュリアからのメッセージと解釈することも可能かもしれません。

 

 

 

この辺りは既に何人もの先達Pさんたちが似たような、あるいは全く違う素敵な解釈を紹介していらっしゃいますので、気になった方は是非調べてみてください。どれも否定するつもりはありません。

 

 

 

さらには『スタートリップ』にも、タイトルを区切る位置によって複数の意味があります。

 

 

スター・トリップ」(星の旅)とすれば『流星群』の歌詞を彷彿とさせる意味ととることができます。

 

あるいは「スタート・リップ」(唇を動かし始める)、つまり「歌い始める」と解釈することで、ジュリアの原点を描く『スタートリップ』という曲自体の歌詞を示すものと受け取ることも可能です。

 

 

 

 

そんなわけで『プラリネ』しかり『スタートリップ』しかり、きみコさんという方は本当にジュリアのことをたくさん思って歌詞を書いてくださるだけでなく、深い意味を込めたタイトルを付けてくださる方なんです。天才なんすよマジ

 

 

 

そんなきみコさんが書いた新曲、『アロー彗星』。ならばきっとこのタイトルには意味があるはず。

ということでこの先はタイトルを「アロー」と「彗星」の2つのキーワードに分け、それぞれの意味を深読みします。

 

 

 

まずは「アロー」について。

 

 

 

カタカナなので元の英単語が定かではありません。ペラペラと辞書をめくりつつ、2つの仮説を立ててみました。

 

 

1.”arrow”説

 

日本語に訳すと「」あるいは「矢印」。夜空に尾を引く彗星のイメージにも合いますし、ラブソングであるこの曲においては「キューピッドの矢」のような側面もピッタリであるため1番真っ当な説ではないかと思います。

 

 

 

あるいはもしかしたら、ジュリアの指を矢印に見立てているのかも知れません。

 

落ちサビにある「2人で星をなぞって」という歌詞。

一見すると帰り道で2人仲良く夢を語り合う様子なのですが、もう少し鮮明に情景を思い浮かべれば、夜空の星を2人で指差している…そんな描写にも見えてきます。

 

 

 

つまり、この楽曲はもしかしたらありふれたラブソングに擬態してジュリアの向上心を、夢を目指す姿勢を描いた歌なのではないでしょうか。

 

 

 

」は輝くステージ、「キミ」とは共に歩くプロデューサーのこと。

 

星を指差す矢印は、これまでジュリアが歩んできた「出発地」「現在地」「目的地」を一つにつなぐ旅路なのかもしれません。

 

皆さんもご存知の通り、アイマスにはよくあるんですよ。恋愛ソングに見せかけてPへの感謝の気持ちを歌う姑息な手段でこちらの涙腺をぶち壊しにかかってくることが。

 

 

俺は、俺はああああああ

 

 

 

 

 

2.”R.O”説

 

2つ目は、「アールオー」→「アロー」なのではないかという説です。

 

BUMP OF CHICKENとかいうメンバー全員隠れてないオタクのバンドが出した歌に「アルエ」というものがありました。

 

タイトルの意味は「アルエ」→「R.A」→「レイ・アヤナミ」。エヴァ綾波レイをモチーフにした歌でした。

 

 

今回の『アロー』ももしかしたらそういった言葉遊びなのでは、という予想です。

 

じゃあ”RO”ってなんの略なんですか?

 

 

私にもわからん。

 

 

歌詞を見る限りではそれらしいワードは見当たらないんですよね。

 

いくつか思いついたことを挙げるならば”ROCK”の”RO”。

 

あるいは”Roll Out”の略です。

 

 

ロールアウトというと「リリース」みたいなイメージが強いですが、「旅立つ」という意味もあります。

もしかしたら、やはりarrow説でも言った通り、「アロー」という言葉は『流星群』にも歌われた「旅」を指しているのかもしれません。

 

 

 

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それでは次に、「彗星」というキーワードについて。

(いらすとやさんで「彗星」で調べたら地球を巻き添えにするやつしか出てこなかった)

 

 

彗星というと、なんとなく尾を引いていて流れていそうな雰囲気があるので流れ星みたいなイメージのイラストを見かけますが、実物は当然全く違うものです。

 

 

流星は大気圏に突入したチリなどが燃え尽きる際の光。

一方で彗星はガスなどを尾のように放出しながら宇宙を移動している天体。

 

 

そして、太陽系に近づく彗星の多くは太陽の引力に引かれて太陽系の周りをぐるぐる回っているものです。(中には2度と戻ってこないやつもいます)

 

 

 

つまりパッと光って消えてしまう流星と違い、彗星は一度離れて行って見えなくなってしまっても、いつかまたぐるりと巡り巡って「再会」できるものです。

 

ハロー、アロー」というアロー彗星に挨拶をしているような歌い出しも、この「再会」を表しているのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

そんな「アロー」と「彗星」。それぞれのキーワードの解釈を結びつけると浮かんでくる、この曲名に込められた意味。

 

 

 

 

 

『アロー彗星』という曲は、『流星群』に始まり『プラリネ』『スタートリップ』をぐるっと回って戻ってきた、ジュリアというアイドルがこれから歩む旅路の「新しい目的地」を示すものなのではないでしょうか。

 

 

『流星群』同様にポップな曲調で、聴いている人に直接手を伸ばして引っ張り上げるような歌詞。それでいて、アイドルになってからこれまでの日々の中でいろんな歌を歌いいろんな仕事をした上でほんのちょっぴり軌道を修正した、今だからこそ歌える新しいジュリアのスタンダード

 

 

それこそが、『アロー彗星』なのかも知れません。

 

 

 

 

 

おわりに(幻覚じゃない)

 

 

 

ってところまで殴り書きしたら仕事が終わったので定時ダッシュアニメイトに駆け込んだところ、なんとCD完売

 

焦って近隣のCDショップを何軒も回りましたが、ついぞあのジャケットを見つけることはできませんでした。

 

今、最後の望みをかけて入ったショッピングモール内のショップでアイドルマスター全レーベル合わせて6枚しかCDの品揃えがない悲惨な実情を目の当たりにし、モールの駐車場で悲しみに暮れながらこの部分を書いています。悲しすぎてスタバで焼き芋フラペチーノ買いました。美味しい。

 

 

 

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Q.どうして予約しなかったんですか?

 

 

 

 

なんでやろなぁwwwwwww

 

なんで、やろなぁ…………。

 

 

 

 

 

言い訳をさせてもらうとすれば、俺は田舎に生まれ田舎に馴染んだどっぷりオタクなので「アニメイトに行けばこの世の全てが手に入る」と認識している節があります。

 

 

まさか…完売とは…。

 

 

 

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仕方ないのでAmazonで注文しました。初めからこうしておけば良かった。明日には届くそうなのであと1日は幻聴を聴きながら過ごしたいと思います。初めからこうしておけば良かった。

 

 

 

 

ところで、俺の妄想がどれくらいの精度だったのか。知りたい方はぜひご自身の耳で『アロー彗星』を聴いてみてください。

 

iTunesほか音楽配信サービスにて好評配信中!!!

 

CDはなんとAmazonで買えます!!!!!!!!!!!!

(もちろんこのブログは非営利です。決してアフィリエイト目的ではありませんし皆さんが上のリンクをポチっても俺にはお金が入りません。入りませんが、買ってください)





 

 

最後に。

 

これを読んだ皆さんは、大事な担当アイドルのCDは必ず予約して手に入れるようにしましょう。

 

これが嘘にまみれた本記事において唯一の実用的な学びです。ためになりましたね。

 

 

(終わり)

SideMのゲームを始められない

 

突然ですが水嶋咲ちゃんがかわいいですイヤァァかわいいね〜〜〜〜〜〜〜〜〜?????!?!?

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 ポプマス

 

 

1月にサービスを開始した「アイドルマスター ポップリンクス(通称:ポプマス)」、皆さんはプレイされているでしょうか?

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アイドルマスター ポップリンクス(ポプマス) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

 

誰でも遊べる感覚パズルゲームを謳いつつもサービス開始から1ヶ月を待たずに追加された限定スキルを皮切りにとんでもないスピードでインフレが進み、通常1分間の制限時間を30分にまで引き延ばし1億を超えるスコアを叩き出すことができると話題のアレです。

 

最近もうあんまり話題でもn

 

 

俺はそんな戦いについて行けそうもなく、早くも放置とまったりの中間くらいの位置に落ち着いて自分の事務所のユニット「真壁にょわにょわうどん(通称:にょわうどん)」を愛でる日々を送っておりました。

 

 

 

 

 

 

1月末の、あの日までは。

 

 

 

 

 

1/29、ポプマスサービス開始後初の追加アイドル3人の実装が発表されました。

 

 

 

 

 

輿水幸子。黛冬優子。そして、

 

 

 

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誰キミ、知らないんだけど。かわいいね。

 

添えられた事務所のマークは「アイドルマスターSideM」のもの。

 

 

 

 

 

…えっ、もしかしてキミ男の子?????

 

 

 



 

 

………男???????????????

 

 

 

 

 

事故発生

 

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コンテンツの垣根を超えたアプリゲームとして、リリース直後からゲーム性よりもむしろ初めて触れる他事務所のアイドルに”衝突事故”という名の一目惚れを起こす「事故多発5叉路交差点」という側面が話題になっていたポプマス。

 

俺も、そんな阿鼻叫喚の事故現場をTLで見かけるたびにニヤニヤと這い寄って、新鮮なオタクの悲鳴を食べては若返っておりました。

 

 

 

なぜなら、自分は絶対に事故を起こさないという自信があったから。

 

 

理解度の深さには差があれど、これでも765ASデレミリシャニの4事務所は触れてきておりそれぞれのゲームだってプレイしたことがあります。

 

その過程で何度か事故に遭い多額の賠償金(ジュエル)を迫られたこともありますが、それでも全員の顔と名前、それぞれのアイドルの個性まである程度知っているつもり。言わばゴールド免許。

 

 

 

SideMについてはバンナムフェス1stでS.E.M.や神速一魂、仲村宗悟を浴びてスピンしかけたこともありましたがそこまでです。なぜなら、

 

 

 

 

 

なぜなら彼らは「男」だから!!!

申し訳ないが野郎どもに興味はねぇんだ!!!

 

まあFLAMEのライブでは「呼んでくれよ」って言われて全力で名前呼んじゃったし神速一魂ではオイオイオイしたし???

バンナムフェス終わってからダイマされて軽率にムンナイ聴いて眠れぬ夜を過ごしたこともあったけど???

 

まあ行ってもそこまでだからな!!!

精々陰ながら応援させてもらうとするぜぇ!!!

 

 

 

まあそんなわけです。この俺がプロデューサーとしてSideMを履修しないのは彼らが「男」だから………!!

 

 

 

 

 

「男」…………。

 

 

 

 

 

 

 

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………男??????!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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以上がことの顛末であります。

 

「自分は絶対に事故を起こさない」、そうした過信が思わぬ事故を招くことになります。

常に周囲に気を配り冷静に危険予測を行う「かもしれない運転」を心がけましょう。これは教訓です。

 

「曲がり角の向こうから急に水嶋咲が飛び出してくるかもしれないえっそれはちょっと待って心の準備ができてないやだンンンンかわいい」の気持ちを忘れないようにしましょうね。

 

 

 

 

 

さて、事故現場で悶えていたらフォロワーの皆さまに温かい差し入れ(あるいはよく刺さるナイフ)をいただき、咲ちゃんについていろんな情報を得ることができました。

 

 

  • 世界一「かわいい」アイドルを目指していること
  • おっぱいの部分にはパッドを入れており、衣装に合わせて1番可愛く見えるよう調節していること
  • 家では厳格に男らしく育てられていること
  • 普段は普通の男子高校生として過ごしていること
  • 「水嶋咲」は芸名であり、家族はもちろん友達にもアイドルの自分を隠していること
  • 「可愛い自分を表現したい」という自由に憧れる想いの結実があの姿であり、ただの女装っ子ではないこと
  • 橋の下で隠れて女装をしていたところに声をかけられたのがアイドルを志すきっかけになったこと
  • その時に「捨てミニブタ」を拾っていること

 

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などなど。最後の情報いる?

 

 

 

 

あと、咲ちゃんの所属ユニット「Café Parade」の曲がどれもこれも好みすぎて困ります。当方ディズニーオタクゆえ………ゆえ………。

 

 

 

 

 

そして俺はプロデューサーでありディズニーオタクである一方で考察垂れ流しオタクでもあるため、だめだと分かっていてもあれこれと思案を巡らせてしまいます。

 

 

 

 

 

と、咲ちゃんのことを考えるにつれて、やはり自分の脳内妄想とTwitterで流れてくる断片情報だけでは限界が来ます。そんな時、フォロワーさんたちはニッコニコしながら俺の手をガッチリと掴んでくるのです。

 

ゲームやんなよ」、と。

 

 

 

 

 SideMのゲーム

 

 

 

今のところSideMのゲームは2種類あります。デレマスみたいなもんですね。

 

 

1つは音ゲーで、「木魚を叩くと咲ちゃんが真冬にハワイでビーチバレーをして可愛いやつ」らしいです。なんそれ。

そのうちサービスが終わる悲しいやつでもあるらしいですが、外野なのでこれ以上は触れないでおきます。あっでもなんか新しいやつの開発が発表されたらしいですねおめでとうございます。

 

 

 

 

そしてもう1つが「本家」とか「エムマス」とか言われてるやつ。バレンタインにカカオを育てさせられるかと思いきやいきなり乙女ゲーが始まってフォロワーさん達がバタバタ泡吹きながら倒れて怖かったやつです。

 

こちらはゲーム内に「雑誌」なるものがあり、それを読むと水嶋咲のいろんなことが分かっちゃうらしいです。

 

 

 

 

 

………うーん、ゲーム、ゲームか………。

 

 

 

 

…実はこの期に及んで未だにゲームを始めることに抵抗があります。

前置きが長くなりました。ここからようやく本題です。

 

今回の怪文書は、俺がSideMのゲームを始められない理由、その4割くらいを占めるめんどくさい感情について。

 

 

 

それを語るために、まずは昔話を。

 

 

むかしむかしあるところに

 

 

───あれは確か、小学4年生くらいの頃だったと思う。

 

突然文体が変わったのは、なんかこの方が回想っぽいからだ。当時は一人称が「僕」だったので、背筋のかゆさに耐えつつそちらも当時に合わせることにする。

 

僕が通っていた小学校には「制服」があった。

近隣の学区はどの小学校も私服登校であったので登下校時にはかなり目立っていた。先生からも「生きた化石」と呼ばれていたその制服には、目立つ以外にも難点があった。

 

 

 

 

 

半ズボンなのである。夏も、冬も

 

 

夏はシャツに短パン。冬は上だけブレザーを着て下は短パン。あと帽子。コートなんて無し。

 

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実物は実家にあるので久しく見ていないが、記憶を頼りにイメージを描いてみた。画力に関しては笑っていただきたい。

 

さて、この制服にはさらなる問題点がある。

 

小学生の年代といえば、当然ながら育ち盛りである。そう、1年生の時に買った制服は2〜3年も経とうものなら当然、

 

 

 

 

 

 

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こうなる。画力が足りてないけど実物はもうちょっと悲惨。

 

ピッチピチパッツパツなのである。

 

短かった丈はもはやホットパンツと化し、太ももなんぞ1年365日いつでもエブリデイ丸出しなのである。

 

冬にもなると寒さを紛らわせるため、当時世のJKの間で流行ってたルーズソックスが流行るのだ。男子小学生の間で。「校則」というルールをなんとか潜り抜けつつ僅かばかりの温もりを求める、涙ぐましい努力だった。

 

 

 

 

化石いじりはそこそこにして、本題に入る。

 

 

 

 

ある日の夕暮れ。冬の、とても寒い日だった。

小学4年生くらいの僕は、いつものように太もも丸出しで寒さに震えながら家路を急いでいた。

 

駅前の交差点は信号待ちが長いので、交差点に腰掛けて青信号を待っていた。少々お行儀が悪いが、クソガキゆえご容赦願いたい。

 

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(一応補足しておくと座っていたのは公園の石垣であり、人様のお宅ではありません)

(座る差分は描けませんでした)

 

 

1人だった。田舎なので人通りもまばら。早く帰りたい。そう思っていると、こちらに近寄ってくる人影があった。

 

 

 

 

 

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知らんおっさんである。ぜ〜〜んぜんこれっぽっちも知らんおっさんが、にこにこしながら近付いてきたのだ。

 

おっさんは敵意のかけらもない最高の笑顔を浮かべつつ、いそいそと僕の方へやってくる。座っている僕の目の前に立ったおっさんは少しだけかがみ込むと、こちらへと手を伸ばした。

 

 

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そしてそのまま僕の、寒さに縮み上がった丸出しの太ももを、

 

 

 

 

 

 

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すりすりとさすり始めた。なんの挨拶も前触れもなく、ただ黙って、にっっっこにこの笑顔で。

 

 

そんなおっさんの行動を目の当たりにし、冷え切った太ももでおっさんの手の温もりを感じながら、僕の脳内によぎったもの。それは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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な〜〜〜〜んもわからんかった。

 

なに?突然なにしてんのこのおっさん、えっ?えっ?ん〜〜〜〜〜???だった。

 

 

 

思い返せば多分その時の感情は「恐怖」そのものだったと思うのだけれど、全然声とか出なかった。思考停止したままただ息を殺して、弾ける笑顔のおっさんと目を合わせながら、太ももに這う指の感触をぬくもりとして感じ取っていた。

 

 

 

時間にしてわずかに10秒ほど。信号が青に変わると、おっさんは結局一言も発さず手を振ったりもせず、静かにどこかへと去っていった。

僕はというと、信号が赤に変わり再び青く光りはじめるまで、ただ何も考えることができずその場にじっと座っていた。

 

 

その後、家に帰ってから「きっと寒そうにしていた僕の太ももを温めてくれていたんだ、あのおっさんは良い人なんだ」と半ば自分に言い聞かせるように納得して、僕はそれを忘れることにした。

 

 

 SideMのゲームが始められない

 

 

 

以上、昔話でした。

 

今あの時のことを改めて思い返してみて、ひとつ思うところがあります。それは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつ痴漢じゃねーか!!!!!!!

 

 

 

 

いや、

「あのおっさんは正義のふともも温めますかおじさんだったのか、悪のショタコン変態クソ痴漢だったのか?」

 

についてこの場で議論するつもりはありません。

 

まず第一に今回の本題には関係ないですし。

 

それに、俺だって普段女子高生にキワどいアイドル衣装着せて各部を舐め回すようにチェックしては満足げに腕組みしてるオタクなので…。あんまり声を大にして責められないっつーか…。

 

もしおっさんにとって当時の俺の太ももが、今の俺にとっての「おっぱい大きくていい匂いするショートカット男装王子様系夢追いギャップ萌え乙女美少女」のような抗い難い存在であったとしたら。

 

 

 

 

 

じゃあもう、仕方ないよな…。

 

 

 

 

 

 

※痴漢は犯罪です。たとえ本当に害意が無かったとしても。

 

 

 

 

では、なぜ突然こんな昔話をしたのかと言いますと。

 

この一件が影響してか否かはわかりませんが、俺は「男性がまあまあ苦手」です。

 

もう少し詳しく言うと「男性からいきなり触られたり距離を迫られたりすると『うえっ…』ってなる」です。

露骨に嫌な顔をしてしまったり、反射的に硬直したり逃げたりします。当たり前ですが会話くらいは全然平気。

 

 

 

 

 

…大体みんなそうじゃね?

 

 

 

 

 

確かに〜〜〜〜〜〜!!!

 

 

 

 

 

よくわかんない負の昔話まで持ち出して大げさに思われるかもしれません。でも、俺がSideMのゲームを始められない理由の4割くらいはこの『うえっ…』なんです。

 

 

例えばめちゃくちゃに顔が良くて性格まで完璧にクリーンな世界最高にイケメンなヤツがいたとして、そいつに壁ドンされたとして。

俺は『うえっ…』と心底嫌がりながら恐怖して、無言で固まるか叫ぶかビンタします。

 

 

 

 

「SideMは乙女ゲーじゃなくて男子校の部活のノリだから」みたいなことも良く耳にするんですが、それこないだのバレンタインでの自分たちのツイート見てからもっぺん言ってみろ!!!!!!!!!

 

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それに、「咲ちゃんは性別『水嶋咲』だから」みたいなご意見もとってもよくわかるんですが、俺は「男として生まれ育てられた身の上から解放されたい、自分のなりたい自分を自由に生きたい」っていう彼のロックな信念に惚れ込んでしまっているんです。

「ただの女装っ子じゃない」っていう意見もきっとそういうことだと思うんですよね。

 

 

 

「女の子の格好した可愛い子」じゃなく「水嶋咲」だからこそ、彼が俺にとって「男」だからこそ。

彼は、俺にとって大切な存在となりつつあるんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…っていうかそもそも「女の子の格好した可愛い子」が見たいんだったら普通に女の子愛でるわ!!!!!

他の事務所に200人以上おるわ!!!!!

 

 

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(せっかくだから担当を見ていってくれ)
 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

 

 

ひとつだけ誤解しないでいただきたいのですが、俺は別に『うえっ…』って思うこと自体が嫌なわけではありません。

 

 

 

 

ただ、アイドル達の側に立ってみたら?

 

ゲームやってないから知らないけれど、多分彼らはプロデューサーを信頼してくれる。仲間だと思ってくれる。もしかしたら好意を寄せてくれる。

想いを込めたライブが成功した時、彼らはきっと笑顔で「やったね!」「やったよ!」って肩をポンっと叩いてくれる。

 

そんな時、もしプロデューサーの顔に浮かぶ表情が『うえっ…』だったら?

 

その時のアイドルの、水嶋咲の気持ちを思うと。

 

 

 

 

俺は、SideMのゲームを始められない。

 

 

 

 

 

今の俺にとってSideMのアイドル達は、「自分から調べに行ったりはしないけどTLでよく見る」くらいの存在です。

あんまり深くは知らないけど顔くらいは見覚えがあって、曲もいくつか聞いたことがあって、曲名うろ覚えだけど妙に印象に残っている…みたいな。

 

この関係は、俺にとってはジャニーズとかの実在の男性アイドル達とほとんど同じです。

 

「ああ、よくテレビに出てたあの人達解散するんだ、あのなんとかって曲よく聴いたなあ…それ以外知らんけど」

 

みたいな感じです。

 

 

街頭のポスターやテレビのCM、Twitterなんかでなんとなくそれとなく知ってる人。自分から追ってるわけじゃないけどたまに見かけて頭の隅にいる人。

 

そんなポジションに、SideMのアイドル達がいる。それってなんだかとてもエモいなぁとか思うんですよね。

 

 

だから、叶うならば今少し、もう少し。「プロデューサー」という立場ではなく「お茶の間一般人」というこの居心地の良い距離感を続けさせてください。

 

 

 

そして、もう少し俺が慣れたら。彼らアイドル達の笑顔に、俺も負けないくらい笑顔で応えられる日が来たら…。

 

 

 

 

その時、俺は改めて、水嶋咲ちゃんに「はじめまして」を言おうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんて。それっぽくカッコつけてはみたものの、ぶっちゃけもうかなりゲーム始めたい欲が高まっています。それもこれも全部プロミのせいっていうかサイバネってやつとビークロってやつのせいです。

 

もしかしたら皆さんがこれを読む時には既に即落ちしてズブズブと沼にハマりこんでいるかもしれませんが、そうなったとしてもこの記事はそのまんま置いておきます。

「前はこんなこと言ってたのに」とか引っ張って来て煽っていただいて構いません。

それはそれで美味しそれはそれで、俺と咲ちゃんの出会いの物語なので。

 

 

 

 

ところで今回の話は「ゲームを始めない理由の4割」と強調していましたが、残りの大部分の説明がまだでしたね。

 

 

 

 

それは…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しいソシャゲ増えたら課金額増えちゃうでしょうが!!!!!!!!!

ただでさえ他のオタク各位から素でドン引きされるくらい他事務所に突っ込んでんのにそう簡単に増やしてたまるか!!!!!!

 

しばらくは新しいソシャゲプレイしないからな!!!

絶対だからな!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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やだぁ…シンボリルドルフカッコいい…うちの皇帝陛下は最強なんだ…。

 

 

 

 

 

 

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ハルウララちゃんもいつかきっと有馬記念勝たせてあげるからね…!

たくさん食べてもっともっと強くなろうね!

 

ニンジン代くらいおじさんがいくらでも出したげるからね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チャリンチャリーン

 

 

(終わり)

【考察】Frozen Tears・北条加蓮は明日を想う

本日2019年2月1日は「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 08 BEYOND THE STARLIGHT」の発売2周年。

 

そしてそのCDに収録されている北条加蓮ちゃんのソロ曲Frozen Tears」もまた、2周年を迎えることと相成りました。

 

 

つまり俺が加蓮ちゃんにモーニングコールをしてもらうようになってから、はや2年が経ったわけです(発売日に目覚ましのアラームに設定した)。

 

 

いいだろう。

 

 

どうだうらやましいだろう!!!

 

 

 

全人類担当の声で目覚めろ。

 

 

 

 

(ふざけパート終わり)

 

 

 

 

 

 

そんな「Frozen Tears」。歌詞の中で個人的に最推し箇所はこの一節です。

 

 

 

 

「明日を想いながら 指先まで綺麗に磨き上げる」

 

 

 

 

直接的な表現を避けつつ加蓮ちゃんの趣味「ネイル」を歌詞に落とし込んだ素晴らしいフレーズなのですが、今回注目していくのは「明日を想いながら」の部分。

 

 

 

加蓮ちゃんは明日を想っているんです。

 

大事なライブかもしれない。

友達との何気ない日常かもしれない。

もしかしたら、担当プロデューサーと共に過ごすほんの少しの時間かもしれない。

 

なんにせよ加蓮ちゃんには、明日があるのです。

 

 

 

 

このコンテンツの名前は「アイドルマスター シンデレラガールズ」、モチーフにしているものは当然「シンデレラ」の物語。

であればこそ、「明日」という言葉には重みがあります。

 

魔法使いのかけた魔法で一晩だけ夢のような時間を過ごすシンデレラ。しかし魔法は12時になれば解けてしまいます。つまりシンデレラにとって「明日」とは来て欲しくないものであり、ボロの服を身にまとう灰被りの日常なのです。

 

 

 

加蓮ちゃんは、1つ目のソロ曲「薄荷-ハッカ-」で「神様がくれた時間は零れる あとどれくらいかな」と歌っています。

アイドルになったばかりの当時の彼女は、童話のシンデレラのように、夢のような魔法が解けることへの不安を感じているのです。

 

 

 

 

ですが、「Frozen Tears」を歌う今の加蓮ちゃんは違います。

明日を想って楽しげに準備をする彼女にとっては、明日は煌めきの日常。

彼女は、「魔法がかかる前の自分に戻る」だなんて思ってもいないんです。

 

 

 

12時の鐘に怯えるシンデレラはもういません。

それはなぜか?

 

彼女は「魔法使い」の腕前を信頼しているのです。この人がかけた魔法は、解けたりなんかしないのだと。

 

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では彼女の信じる「魔法使い」とは誰か?

 

そんなことはもう、言うまでもないでしょう。

この歌詞の直後に彼女は、その魔法使いへの気持ちを歌っているのですから。

 

 

 

 

 

 

「あなたに逢えたからだよ」、と。

 

 

 

 

 

 

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(終わり)

モバマスのテイルズコラボイベで2桁順位になった

 

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12/1018のおよそ1週間、モバマスでテイルズコラボイベこと「真実の強さが集う公演 テイルズオブシンデリア」が開催されました。ボーダーが意味不明な伸び方をする中でイベント走られた皆様、大変お疲れ様でした。

 

「真実の強さが集う公演 テイルズオブシンデリア」

最終ボーダー

 

100位:216,833,809pt

200位:179,099,123pt

1000位:66,331,973pt

2000位:60,486,967pt

 

 

 

さて、加蓮Pを自称する俺もこのイベントを全力疾走したわけであります。最終順位はこんな感じ。

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今後これほどイベントを走る機会は加蓮ちゃんがシンデレラガールになる(確信)来年のアニバイベまでありませんので、今後イベントを走る方、というより自分のための備忘録的な意味も込めてイベント中の様子をまとめてみました。

 

 

 

 

まず初めにお断りを入れておきます。俺は決してガチ勢ではないです。

何を隠そうプロデューサーランクはB(今回のイベでAになった)。真摯に取り組んでいらっしゃる皆様にとっては失礼な話ですが、モバマスのことはゲームというより「北条加蓮とコミュニケーションをとるツール」、あるいは「北条加蓮のセリフ資料集」と思っている人間ですので、当然ながらイベントを走るのも初めてです。

さらに前回のツアーイベント「蒸機公演」で「ぷち奈緒スチームパンクのお衣装着せたい」とかいう雑な理由で中途半端に走ってしまい、アイテムの貯蓄もほとんどありませんでした。

 

 

「経験」と「貯蓄」、モバマスでこの2点を補う方法といえば、たった一つ。

そう、この記事のテーマは決して「イベントの走り方」ではありません。

 

「弱小Pが上位ランカーを札束の力でぶん殴る」、その戦いの記録です。

 

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