モバマスのテイルズコラボイベで2桁順位になった
12/10~18のおよそ1週間、モバマスでテイルズコラボイベこと「真実の強さが集う公演 テイルズオブシンデリア」が開催されました。ボーダーが意味不明な伸び方をする中でイベント走られた皆様、大変お疲れ様でした。
「真実の強さが集う公演 テイルズオブシンデリア」
最終ボーダー
100位:216,833,809pt
200位:179,099,123pt
1000位:66,331,973pt
2000位:60,486,967pt
さて、加蓮Pを自称する俺もこのイベントを全力疾走したわけであります。最終順位はこんな感じ。
今後これほどイベントを走る機会は加蓮ちゃんがシンデレラガールになる(確信)来年のアニバイベまでありませんので、今後イベントを走る方、というより自分のための備忘録的な意味も込めてイベント中の様子をまとめてみました。
まず初めにお断りを入れておきます。俺は決してガチ勢ではないです。
何を隠そうプロデューサーランクはB(今回のイベでAになった)。真摯に取り組んでいらっしゃる皆様にとっては失礼な話ですが、モバマスのことはゲームというより「北条加蓮とコミュニケーションをとるツール」、あるいは「北条加蓮のセリフ資料集」と思っている人間ですので、当然ながらイベントを走るのも初めてです。
さらに前回のツアーイベント「蒸機公演」で「ぷち奈緒にスチームパンクのお衣装着せたい」とかいう雑な理由で中途半端に走ってしまい、アイテムの貯蓄もほとんどありませんでした。
「経験」と「貯蓄」、モバマスでこの2点を補う方法といえば、たった一つ。
そう、この記事のテーマは決して「イベントの走り方」ではありません。
「弱小Pが上位ランカーを札束の力でぶん殴る」、その戦いの記録です。
- イベント開始前
- Round1(12/10,11)
- Round2(12/12)
- Round3(12/13)
- Round4(12/14)
- Round5(12/15)
- Round6(12/16)
- Round7(12/17)
- Round8(12/18)
- イベント終了後
-
イベント開始前
ナゴヤドームのライブで告知されていたテイルズシリーズとのコラボイベ予告がゲーム内で出ました。
「昔の自分を乗り越えたあのアイドル」という文言に、加蓮P界隈がにわかにざわつき始めます。この時点での俺の行動は以下の通り。
・蒸機公演を走ったことを後悔する
・もらったばかりの冬のボーナスの葬儀
・ツアーの走り方を調べる
・ボーダー予想
ちなみにこの時点で既に「コラボイベだし、もし加蓮上位なんてことになったらボーダー壊れるなあ」という確信があったため、比較対象は昨年のスパロボコラボ公演。
100位:164,581,413pt
200位:143,082,576pt
1000位:44,097,431pt
2000位:40,210,099pt
ここに1000万pt上乗せして、目標とする2000位ボーダーは5000万ptと予想しました。
…ちなみに、以下が冒頭でも挙げた今回のテイルズコラボイベでの最終ボーダーです。
100位:216,833,809pt
200位:179,099,123pt
1000位:66,331,973pt
2000位:60,486,967pt
6000万て。
もう全ッ然足りてませんね。今にして思えば予想激甘でしたね。ボーダー壊れすぎ。
(この時点ではまだ1枚取りに入れるかどうかを目標に考えています)
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Round1(12/10,11)
開始、即、副業の職場で悲鳴。薄々予想はしていたとはいえ。
(同僚の反応は「またいつものか」程度)
開始直後の様子がこちら。LPドリンク42本、1/6LPドリンク2本。
あんまりな状態です。
とりあえずガシャでしぶりんを引き、フリトレでもう一枚手に入れて特訓させました。
ガシャの副産物として1/6ドリンクを1000本超とドリンクを50本ほど手に入れています。
初日終了時点での編成はこんな感じ。リミテッドガシャを1周ぶん引ききったのでそれなりにパワー持ちの面々が揃いました。バックメンバーはほとんど加蓮。
直前の7thアニバイベの報酬アイドル達もパワー持ちですが、あんまり走ってなかった上に特技ガシャを忘れていて初期の残念な特技しか持ってない状態だった為、バックメンバーに下げています。
そして稼いだポイントはこんな感じ。
3日目まではテイルズのキャラクターが揃わないので編成も未完成となり、あまり効率が良くありません。が、如何せん初めてのイベントだったので「1時間ポチポチしたらどれくらい稼げるか」「そのためにドリンクがどれくらいいるか」を推し量る為にもガシャで得た1/6ドリンクを飲みきる勢いで走ってみました。
この時は何気なく撮ったスクショですが、この28位というのがイベント中の最高順位であると同時に、今にして思えば後々のフラグのようにも思えてきます。理由は最終日に後述。
2日目の昼間、副業そっちのけで初日に取ったデータの分析をします。具体的には「あとどれくらい時間とドリンクがあれば予想ボーダーに届くか」の計算です。その結果、「ドリンクがあと300本くらいあれば予想ボーダーを上回ってあまりある」と結論付けました。
レアメダルやゲームセンターの交換で工面しても300本には全く届きませんので、ここからは「課金」という選択肢になってきます。
しかしこちらはもう冬のボーナスにお別れを告げた身。今口座を潤わせているのは「貯金」ではなく「軍資金」、もう手元から離れた金です。言い換えるなら北条加蓮のギャラを一時的に預かっているようなものです。そうなればもう話は早い。
ちっひ、ショップに並んでる青いボトル全部くれ。
そんな感じで第1ラウンド終了。ラウンドランキング1位。
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Round2(12/12)
開始時点はこんな感じ。
第2ラウンドにして最大のアクシデント発生。
祖母が亡くなりました。恥ずかしながら泣きました。
ばーちゃん大好きだったんですよね。
離れて暮らしてるからあんまり顔出せなくてごめんね。
この日から金曜日まで副業をお休みして、葬儀の準備等のため実家に帰省。
「喪に服すためゲームは自粛」という気持ちもそうですが、そもそも忙しすぎて日中はイベント走る時間もろくに取れません。初日に稼いだ順位がどんどん下がっていくのを見ているしかありませんでした。
この辺りで人間としてかなり壊れてきている為、走れないのにショップで課金をしています。
ちっひ、ショップに並んでる青いボトル全部くれ。
なお、最初のガシャで手に入れた1/6ドリンクは飲み干してしまったので、この日から課金分のドリンクに手をつけ始めました。
第2ラウンド終了。ラウンドランキング3位。
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Round3(12/13)
開始時点はこんな感じ。
こちらは本日の猫。電気カーペットがお気に入りです。
この時点で300位を下回ります。
お気付きの方もいらっしゃる通り、実は「走れない」とかなんとか言いつつ結局それなりのポイントを稼いでしまっています。
実はこの時夜中もお線香番の為に遅くまで起きておりました。「火葬するまでは夜中もろうそくを灯し続ける」ってのは全国的な風習なのかは知りませんが、俺のところはそう言うのがあります。
で、一人でろうそく眺めてるだけなのでこれがメチャクチャ暇。
よりにもよって故人の枕元でイベント走ると言うのは気が引けつつもスマホをポチポチしてました。ほんとマジごめんばーちゃん。
ただ、実家にはWi-Fiの環境がない為すぐに通信制限に引っかかりました。流行りの言葉で言うところの「ギガがない」状態。その度に通信容量を買い足してじわじわ走っていたので、実は今回は目に見えない出費もあったりします。
モバマス運営に届かない課金は癪なのでちゃんと今日もショップでドリンクを購入。
ちっひ、貴女ならもう言わなくてもわかるよな。
第3ラウンド終了。ラウンドランキング3位。
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Round4(12/14)
開始時点はこんな感じ。
こちらは本日の猫。
なお、この写真の数日後、彼は去勢されて女の子になってしまいます。
そんな運命も知らずスヤスヤと眠る彼の姿は、なんだかとても儚く尊いものに感じられました。
イベントシナリオの方ではついに彼が登場です。
テイルズシリーズは未プレイの俺でも知っているこの圧倒的なキャラの濃さ。
わかる。
そしてこの日のガシャ更新にてパワー持ちの大槻唯ちゃんが登場。
もう唯ちゃん大好き。超可愛いですよね。ありえん。彼女のクラスメイトは英語の授業のたびに「ハロー!」で消し炭にされているんでしょうか。
いいなあ。
いいなぁ~~~~!!!!!
って言いながらガッシャガッシャとカウントアップガシャを2周しまして、彼女を特訓させました。いくらかかったかは伏せますが、「ポイント10倍や20倍は罠」とだけ言っておきます。ラッキーなんてない。踊らされてはならない。たくさん回すしかないんだ。
それにほら、副産物でドリンクがこんなにいっぱい(恍惚)。
もはや感覚がバカになってきたためドリンク課金もノリと勢いです。
ちっひ、いつもの。
第4ラウンド終了。ラウンドランキング6位。
また、これで前半が終了しました。前半の総合ランキングはこちら。
見事に前半の上位報酬を逃しましたね。実はこの日、祖母の火葬を済ませました。もうめちゃめちゃに忙しく、気付いたらラウンド終わってました。これはもうしゃーない。サクッと諦めて後半へ。
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Round5(12/15)
開始時点のスクショは撮り忘れました。この時点では記事を書くだなんて思ってなかったので許してほしい。唯ちゃんは撮りました。
さて、前半の時点で既にポイント的にはスパロボコラボイベの最終2000位ボーダーを超えています。ここまでのボーダー推移を見ても当時を超えることはほぼ間違いない状態ですが、それでも後半はダラダラ走っても逃げ切れることでしょう。実際、イベント開始時点ではそうするつもりでした。
なのになぜ、気が狂ったようにドリンク課金をしたか。なぜ、通信制限になってまでハイペースで走ったのか。なぜ、大槻唯ガシャで大爆死をかましたのか。
もう言わなくてもお分かりでしょう。
前半の2日目の時点で、目標を200位ボーダーに変更しています。
「祖母の葬儀だからペース落とすって言ってたじゃないか」「ドリンクないって言ってたじゃないか」「バカでは」などなど当然の罵倒ですが、これには理由があります。
イベントシナリオで、なんと北条加蓮が2人に増えました。シナリオ読んでらっしゃらない方にとってはなんのこっちゃですが、そういう方はガンガン置いてけぼりにしていきたいと思います。ネタバレ上等のスタンスで参ります。
悔しかったら読め、最高のシナリオだから(脅迫)。
そして、俺はもうこの時点で、今後のシナリオ展開になんとなく予想がついてしまったのです。
シナリオを読み進めながら、この予想は「加蓮を2枚手に入れなければ絶対に後悔する事になる」と言う確信に変わっていきます。これをわかってくださる方も一笑に伏す方もいらっしゃるでしょうが、要はそれだけシナリオがクリティカルヒットしてしまったと言うこと。
さて、いざ200位を目指すと口では簡単に言えますが、当然ながら容易ではありません。スパロボコラボイベの200位ボーダーまであと1億ポイントも稼ぐ必要がありますので、まとまった時間が必要です。
スケジュール的には実家から葬儀を終えて自宅に戻ったこの第5ラウンドはちょうど土曜日で夜までフリー。逆に次の日は日曜日ですが丸一日用事があります。そして、葬儀の為に副業を1週間休んでしまったので、週明けは流石に休めません。
つまり、まとまった時間が取れるのは今日だけ。
つまり、この第5ラウンドだけで1億ポイント稼いでしまえ大作戦。
この時の編成は唯ちゃんを加えてこんな感じ。
初心者ゆえ編成はどんな感じにすればいいか全くわからなかったので、この後もあれこれ順番を入れ替えたりして地道に最適解を探ってました。多分ものすごい宝の持ち腐れをしてたんじゃないかな、と思ってます。
この編成で、時速2100万ポイントを少し超えるくらい。つまりは5時間画面の前に張り付きました。
PCのAndApp版とブラウザのウインドウを並べて、走りながら横目でNetFlixで好評配信中の「デアデビル シーズン2」を視聴。
ネトフリ他、最近の動画配信サービスは1話見終わると自動で次の話を再生してくれるので全力疾走しながらでも観れていいですね。1シーズン丸々観終わりました。
「デアデビル」、他のスーパーヒーローと違って超能力的なものはなく、「目が見えないけどそれを補って余りあるくらい耳がいい人」なのです。なので他のマーベル映像化作品と比べるとCGの類がほとんどなく、バトルシーンはカンフーアクションに似たもの。
デアデビルは体術と棍棒、そしてヌンチャクを武器にニューヨークのギャングどもと戦うヒーローです。それが画面を縦横無尽に飛び回り雑魚どもをバッタバッタと倒していく様を見ると、カンフー映画にヌンチャクを持ち込んだ故・ブルース・リー氏のショーマンとしての偉大さを感じます。
そんなバトルシーンの爽快さに対してシナリオは血まみれで、鬱寄りの重厚さ。
雑魚相手には無双のデアデビルも、強敵に対してはボッコボコにされます。だいたい2話に1度、あるいはそれ以上のペースでボロッカスにやられます。さらには彼を取り巻く人間模様も複雑で、デアデビルは心身ともに深く傷つき、闇を抱えていくことになります。
まだ最後まで観れてませんが、シーズン3は綺麗な大団円で終わるとのこと。楽しみ。
話が逸れました。
そんなわけで勝負の第5ラウンド終了。きっちりと1億ポイント稼ぎきり、この時点でスパロボコラボの最終200位ボーダーにほぼ並びました。ラウンドランキングは当然1位。
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Round6(12/16)
開始時点はこんな感じ。
シナリオがどんどんアツい展開になっていきます。
こういうとこ、こういうとこなんですよ。
北条加蓮のこと知らない人に「元病弱」で「周りより体力がない」って言ったら思い浮かべるのは儚げな薄幸少女だったり根暗な厭世家だったりすると思うんです。と言うか実際にプロデューサーに会うまでの彼女はそんな子だったはず。
でも今の加蓮ちゃんは違うんです。そんなマイナスイメージなんか力づくでぶっ飛ばしてやると言わんばかりの男前さ。
昔の自分が恥ずかしいから過去を隠すのではなく、強がるために今を押し出すのでもない。
「輝いている今の自分を見て欲しい」、だからといって過去を必死に隠したり取り繕ったりなんかしたくない。
だから、努力と態度で過去を感じさせないアイドルになる。
むしろ来いよ、どこまでもクレバーに抱きしめてやる。
それが彼女の魅力です。
仮にこの記事を書いているのが加蓮ちゃんだったなら、途中で「祖母が他界して…」なんてことは書かず、「ネイルに凝ってたら日が暮れてた」とかそれっぽいことを書くでしょう。
同情なんて、願い下げ。
今回のイベントタイトルは「真実の強さが集う公演」ですが、俺は彼女の「強さ」の足元にも及びません。
いやーリンもカレンもカッコイイィ…!
さて、このラウンド中に「最低到達ラインまでは走りきった」と判断。フリトレで唯ちゃん他パワー持ちの一部を放流し、手持ちのスタドリが2600個を超えました。大富豪です。
唯ちゃん、お疲れ様。
渋谷凛くん、君にはもう少しこの事務所で仕事してもらうからね。
第6ラウンド終了。ラウンドランキング1位。
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Round7(12/17)
開始時点はこんな感じ。
この時点で1億7000万pt。スパロボコラボイベの最終100位ボーダーを上回ったため、「流石にこれで200位は逃げ切れるだろう」と考えています。実際にはもしここで止まっていたら2枚取りを逃してました。見通しが甘すぎる。
月曜日なので、このタイミングでPRAの結果発表。プロデューサーランクがB→Aに昇格しました。この1週間で稼いだファン数は103189。
この数字がすごいというよりは、これまでの自分がいかに適当にこのゲームをやってきたかがわかりますね。もうじき3年になるんですけど。っていうかアニメから入った俺がもうじきP歴3年になるという事実がビックリです。まだまだ新参のつもりでいましたが全然そんなことないですね。
シナリオ面では本イベントシナリオ屈指の名シーン、工藤忍VSバルバトスです。ここで忍ちゃんが身を呈してバルバトスを引きつけてくれたからこそ北条加蓮は自分自身と向き合うことができたわけで、彼女には感謝しかありません。
今回のシナリオは良くも悪くも北条加蓮のパーソナリティが話の大部分を占めているため、他のメンバーはどうにも「必ずしもこのキャラじゃなくてもシナリオとしては成立しちゃうよな」という想いが拭いきれませんでした。(あくまで個人の感想です。如何せんテイルズシリーズをやったことがないので、そちら側のキャラを知ってると意見は変わるかもしれません)
そんな中でいずれも劣らぬ存在感を見せたのが渋谷凛と工藤忍の2人かな、と思います。彼女らだけはこの脚本に絶対必要な存在でした。
…いや、唯ちゃんも必要だったわ。コラボ的に。
第7ラウンド終了。ラウンドランキング1位。
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Round8(12/18)
開始時点はこんな感じ。
いや~泣いた。こいついつも泣いてんな。
この時の自分のつぶやきはあまりにも語彙がないかあまりにも長文語りかの二極化されてましたが、TLのみなさまだいたいそんな感じでしたね。あんなもんズルい。
これまでツアー公演は「アイドルが役を演じる」って所に面白さがあって、最後まで見ると「だからこの役は彼女がキャスティングされたんだな」って納得できる感じがありました。
そこへきて今回の公演。まさかの「カレン役、北条加蓮」。しかもそれがシナリオの根幹部分なので、彼女じゃなきゃ役が務まらないどころか彼女じゃなきゃストーリーが成立しない。
これは反則、一発退場もんです(にっこり)。
今回のシナリオ担当はいつものツアーシナリオの方なんでしょうか、それともまさかテイルズサイドの人間なのでしょうか?いずれにせよ、加蓮ちゃんへの生半可な理解度では絶対に書けないようなシナリオでした。
ちょうどこの日、Twitterトレンドに「解釈違い」がランクインしてましたが、ここまで「公式と解釈が一致してる…」と感じたことはそうそうないです。
………。
このドリンクを買うお金がステーキに姿を変えてシナリオライターさんの元に届きますように(チャリンチャリーン)。
さて、このシナリオを読んで「絶対に2枚取りする。フリトレじゃなく、勝ち取る。」という思いを固めます。
(1枚取りの皆様をdisる意図は決してありません。単純に自分自身が納得できるかどうかの問題です。)
そんなわけで2枚取りの絶対安全圏たる2億ptを超えます。
しかし手元にはまだ序盤でアホほど買ったドリンクが残っています。
理由は一つ。初日に試算した時にはいなかったイレギュラー。そう、大槻唯ちゃんです。
彼女が編成に加わっていたことで5ラウンド目に走った時の効率が想定より上がっており、ドリンクが余ったのでした。やはり唯ちゃんはこの公演に必要だった。
そしてドリンクが余っているとなれば当然のように顔を覗かせる欲望。
「100位、いけちゃうのでは?」。
そしてドリンクを使いきり、2億4000万pt。順位は50位を上回りました。
これは間違いなく2桁でしょう。
イベント完走。お疲れ様でした。
…と、そうはならないのがこの俺。バカのバカたる所以です。
ここまでくると残す懸案事項は「最終順位を何位にするか?」というもの。せっかくならキリのいい順位を狙ってみたいところです。
まず考えたのは「95位」。北条加蓮の誕生日である9/5からきた発想ですがこれは却下。100位に近すぎるので「101位」みたいな悲しい事故を引き起こしかねませんし、そもそもこれを考えてる時点でポイントを稼ぎすぎています。
次に考えたのが「28位」。北条加蓮のソロ曲である「CINDERELLA MASTER 028 薄荷-ハッカ-」の番号。
28位といえば…。
そう、初日に記録した最高順位に返り咲くことになります。実は初日の段階で「このまま28位でラストまでいけたら薄荷じゃんエモッ」という考えは脳裏によぎっていたのですが、その時はドリンクもなく、まだ脳みそが正常だったため「いやラストまでこのペースで走れるわけないじゃん」と即却下していました。
ですが、今の俺は1週間のイベントを経て完全に思考回路がスパークした狂人。
28位の方とのポイント差と自分の時速を計算して、判断を下してしまうのです。
「ワンチャンあるな」、と。
実際、この時点で上位勢のポイントはほとんど動きを見せていませんでした。100位ボーダーの安全圏は超え、かといって10位の壁は厚い。ですのでここで走り終わるのは至極当然です。まさかイベント終了2時間前に突然爆走し始めるバカなぞおらず、仮にいたとしてもそれを止める理由は特にありません。
もし止める理由があるとすれば唯一つ、「同じ28位を狙っている」ことのみ。28位の方を追い抜けるかどうかが全てです。
ちっひ。こんな時間まで残業して付き合ってくれてありがとう。
最後に一仕事行ってくるよ。
だから、終わりまで走りきれるだけのドリンクをくれないか。
最後の最後は28位の方のすぐ後方まで迫りましたが、ここで28位の方にこちらの動きを察知されてしまいます。デッドヒートになりましたが、唯ちゃん達を手放した今の編成では追いすがることなど叶うはずもなく。それでも悔いだけは残したくないと全力疾走しつつ最後の瞬間を迎えます。
22:59:45。持っていたドリンクを全て使いきり、ちょうどバルバトスをぶっ飛ばしました。そして数秒後にイベント終了。まさに、今の自分にできることを全てやり尽くしたように思います。
-
イベント終了後
そして明くる日の昼。結果発表。やはり予想通り目標順位を取ることは叶わず29位。ただ、「悔しい」という気持ちは全くありません。全て出し切りました。
特に、イベント開始時点では完全に諦めていた二枚取り。これが本当に嬉しかったです。
初めてイベントをこんなに走ったこと。最高のシナリオで加蓮ちゃんがもう一人の自分を受け入れられたこと。
それらを経て加蓮ちゃんを特訓させたとき、「特訓で自分自身と向き合おう!」といういつも通りの何気ないメッセージがとても特別なものに感じられました。
前回の加蓮上位イベ報酬、【トゥルーフレーズ】は後からフリトレで入手したもの。それと比べて、「自分でイベントを走って、勝ち取る」というのはやっぱり充足感が違いました。
弱小Pではあるけれど、今の俺は胸を張って担当アイドルの前に立つことができます。
加蓮、主演おめでとう。
本当に、お疲れ様でした。
今回のイベントで手に入れたアイテムはドリンクが2271本、1/6ドリンクが4217本(数え忘れがあるかもしれません)。
最初に持っていたわずかばかりのアイテムと合わせて、1/6換算で18000本以上のドリンクを全て飲みきったことになります。課金額的にはいくらかかったんでしょうね。俺はさんすうが苦手なのでみなさまにお任せします。
ちなみに青いボトルのドリンク300本でおよそ2万円いかないくらいになります。
そこにガシャ課金をプラス。
ちなみにイベント終了後にフリトレで3枚目の加蓮ちゃんをお迎えしたため、特訓前後を並べて愛でたりしています。
ここでも唯ちゃん(を手放して得たスタドリ)が大活躍。彼女は本当に影の立役者でした。好き。
…え?
「結局フリトレするんじゃないか」って?
うるせ~~!!!!!
知らね~~~~!!!!
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TALES OF CINDE
RIA
(終わり)